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ハゲタカとイヌワシ [備忘録]

映画でも話題になった経済小説の『ハゲタカ』を久しぶりに読んでいて、「ふっ」と「なるほど解りやすい」と思ったことがあったので記事を書いてみました。

経済やM&Aなどの専門的なことではありませんが、
・この経済小説がなぜ『ハゲタカ』なのか?
・主人公の鷲津正彦がなぜ『イヌワシ』なのか?

がわかりやすく描写されていたので備忘録として残しておこうと思います。



≪経済・企業関係で対比した場合≫

・『ハゲタカ』とは、一般的に「瀕死の状態の企業を乗っ取って、利益のある良いところだけをとって、食い散らかし、企業を破滅に追いやる」という「悪いイメージ」ですが、

・それに対し主人公の鷲津正彦のは、「再生が可能な企業を安く買い、数年以内に黒字転換させ、成長企業に生まれ変わらせる」というスタイルです。



≪ハゲタカなど猛禽類で対比した場合≫

・『ハゲタカ』は、「瀕死の状態の獲物を、よってたかって食い散らかし死に追いやる」

・『イヌワシ』は、「生きている元気な獲物を、上空から狙いを定め一気に仕留める」



主人公の鷲津正彦が『イヌワシ』と呼ばれるのは、「生きている再生が可能な企業に狙いを定め、その企業を安く買い、一気に買収して、成長企業に生まれ変わらせる」というスタイルだったからこそ、『ハゲタカ』と対比された小説になったのではないでしょうか?














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